かき美醬

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かき美醤

日本初!画期カキ的な牡蠣の魚醤「かき美醤

「かき美醤」は、牡蠣の魚醤です。
通常の魚醤と違って、低塩分であること、
魚醤特有の香りはなく、うま味成分はしっかり含まれています。
「G7 広島サミット」でも選ばれた名品です。

はじまりは「自動牡蠣むき機」

2004年、日本初の「自動牡蠣むき機」(POPパスカルオイスタープラント)が当社に導入されました。本来、牡蠣の殻はとても開けにくいものです。広島では、牡蠣をむき身にすることを「牡蠣打ち」と言い、牡蠣打ちをする人を「打ち子」と呼びます。今でも打ち子さんたちが特殊な道具を使って1つ1つ、むき身にしています。

倉橋島海産では、この打ち子さんたちの手作業に加えて「自動牡蠣むき機」 を使った牡蠣打ちをしています。牡蠣は、貝柱によって上殻と下殻がしっかり合わさっています。この貝柱(たんぱく質)に一定の温度と水圧をかけることで、貝柱の接合力を一時的に失わせることができます。貝柱が殻から離れると、殻は自然に開き、身がスルリと出てくるというわけです。

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むき身の中から出てくるものは !?

この自動牡蠣むき機をさらに進化させた機械があります。広島県が開発した「圧力酵素分解技術」を組み込んだ最新鋭の機械です。この機械にむき身を入れると、身の中のうま味や栄養を含んだ水分(エキス)が出てきます。この水分が「かき美醤」の素なのです。ちなみに適切な温度と圧力には、殺菌効果があり、 安全性は国や県の研究所の実験結果で正式に認められています。

「麹」を加えた日本ならではの製法

魚醤は本来、生の魚介を大量の塩に漬け込み1~2年発酵させて作られます。 うま味も濃厚ですが匂いも独特で、苦手という人も少なくありません。しかし「かき美醤」は最新鋭の機械によって抽出した水分に麹を加えて作られます。だから、低塩分で特有の匂いもなく、色んなジャンルの料理に使えるのです。

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