広島の牡蠣

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広島牡蠣 No.1!
安全で高品質な
牡蠣をお届けします

広島の牡蠣

倉橋島海産の牡蠣「ひろしま大良かき

広島県が牡蠣の生産量日本一、ということは
聞いたことがあると思います。
倉橋島海産が牡蠣を育てている場所は、
広島県内でも牡蠣養殖がもっとも盛んな海域です。
ここで、手塩にかけて育てた牡蠣、中でも品質の良いものを
「ひろしま大良かき」という名で出荷しています。

「ひろしま大良かき?」
そんな名前、聞いたことがない、というお客様へ

実は、私たち、倉橋島海産は年間、700 トン以上の牡蠣を出荷しています。これは広島県内の牡蠣業者の中では、規模の大きな会社の1つです。

広島県には、小規模な牡蠣業者さんはたくさんいらっしゃいますが、出荷できる量があまり少ないと、大手水産会社との取引は難しくなります。だから、個人のお客様向けに、それぞれのブランド名を付けて、販売されています。

一方、私たちは、今でも大手との取引を中心に行っています。大手と取引をするには、出荷量もさることながら、安全な環境で育てられているか、品質は良いか、むき身や加工品にする過程から出荷するまでの工場の環境をとても厳しく、チェックされます。その厳しい基準をクリアしているからこそ、長くお取引をしていただいているのです

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そんな私たちは、個人のお客様に対して、私たちの育てた牡蠣を直接、販売する機会は少なく、一部のお客様に限られてきました。だから、知られていないのも当然です。常連のお客様からは、「知る人ぞ知る、幻の牡蠣」と言われているくらいです。そして、正直に言いますと、ネット販売は、ちょっと苦手です…!
注文をいただいても、うまく対応ができないことがあるかもしれません。でも、牡蠣の品質の美味しさには、どこにも負けません。私たちが、自信をもってお届けできる牡蠣が「ひろしま大良かき」です。

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「ひろしま大良かき?」ができるまで

私たちの牡蠣養殖は、海で生まれた牡蠣の赤ちゃんを取り上げるところから始まります。まだ牡蠣の形には見えないような小さな赤ちゃんを大粒でおいしい牡蠣に育てるには、成長の段階に合わせて、海域を変えることがコツです。

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牡蠣の赤ちゃんは、生まれてすぐは、海の中を泳ぎますが、そのときすでに、自分がくっつく場所を探します。それが岩にくっつけば岩ガキになりますが、養殖のマガキは、ホタテの貝殻にくっつきます。ここは、自然に任せるばかりではありません。私たち、倉橋島海産の場合は、専門の牡蠣師がホタテの貝殻を何枚も連ねて、「牡蠣いかだ」と呼ばれる木のいかだに吊るすのです。

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面白いことに、牡蠣の赤ちゃんは、一度、どこかにくっつくと、もう一生そこを動くことがありません。ずっと、くっついたまま、大きくなっていくのです。当然、くっつきすぎて、お互いが大きくなれない牡蠣もいますし、たくましく育つ牡蠣もいます。自分たちが仕掛けたいかだの牡蠣たちを、いかに美味しく、大きく育てていくか、それが牡蠣師の腕の見せどころです。この点、倉橋島海産の牡蠣師は、熟練の目と腕をもつ職人たちばかりです。ここは、自慢できます。

ちなみに、海の仕事は、天候に大きく左右されます。だから、海の状態を見て、2〜3日先の天気を予想することは、日常茶飯事です。うちの社長の天気予報は、100%当たります。これは、全社員が認めているので、間違いありません。もし明日の天気が知りたい方はお問い合わせください(笑)…ただし、倉橋島から見える地域に限ります。

倉橋島海産代表取締役社長
斉藤紲男
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牡蠣が大きく育ったら、いよいよ、収穫です。牡蠣の収穫シーンは、テレビやネットでは見たことがある方もいらっしゃるでしょう。間近で見ると、迫力がありますよ。シーズンになると、私たちは、牡蠣いかだの数も多いので、何艘もの船を出して収穫します。その中に「大良丸」という名の船があります。「大良」は、創業者の屋号でもあります。この名は、のちに「ひろしま大良かき」として受け継がれることになりました。

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牡蠣は、収穫後の処理の仕方で、さらに大きな差が付きます。洗浄、選別、プールで寝かせるなど、これらはたいていの牡蠣業者さんが力を入れています。もちろん、私たちもです。他社よりも量が多いので、まんべんなく、丁寧に行うための工夫が必要ですが、しっかりやっています。殻付き牡蠣の「ひろしま大良かき」は、ここで誕生します。

殻は立派でも、開けてみると、思いのほか、身が小さくてがっかりしたことはありませんか?「ひろしま大良かき」では、「開けてがっかり」 ということは、ほとんどありません。(※万一、あったらごめんなさい!)それくらい、私たちの工場で働くメンバーは、選別するときに牡蠣を手に取ってみたら、身がしっかり入っているかどうかは、見分ける力をもっています。

業界初の牡蠣むき専用の「部屋」を作りました!

牡蠣をむき身にすることを広島県では「牡蠣打ち」と呼び、その作業をする人のことを「打ち子(娘)さん」と呼びます。実はこの打ち子さんの作業が大変なのです。なぜなら、牡蠣の収穫のピークは、真冬です。たいてい、吹きさらしの寒い、寒い作業場で、背中を丸めて牡蠣打ちをします。むき身になった牡蠣は、傍のバケツの中に溜めていきます。この環境は、打ち子さんにも牡蠣にも非常に良くないと思いませんか?私たち、倉橋島海産では、もう30年以上前に、全国に先駆けて「牡蠣打ち専用の部屋」を作っています

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牡蠣むき専用の部屋は全国初!!

完全に室内になっており、打ち子さんたちが寒い中、不安定な椅子に腰かけて作業することもありません。むき身になった牡蠣は、すぐに、用意した清潔な箱に入れ、洗浄します。この最初のむき身加工で、雑菌が繁殖してしまうこともあるので、細心の注意を払っています。

念入りに洗浄、選別を行い、ここで、目利きのできる工場スタッフに選ばれた品質の良いものが、むき身の「ひろしま大良かき」となります。